ローソク足に重なった波のように見えるテクニカル、ボリンジャーバンド。
使用されている方も多いと思います。
今日は、ボリンジャーバンドについて書いてみます。

 

ボリンジャーバンドって?

ボリンジャーバンドは統計学に基づいて作られたテクニカルで、
そろそろ反発して下げ止まるんじゃないか、
そろそろ反落するんじゃないか、とタイミングを計るテクニカルです。

つまり逆張りを意識したテクニカルといえます。

みなさん、学生時代にテストを受けた後に、順位と「偏差値」というものが出されていたことを覚えていると思います。
全体の平均点が偏差値50となり平均点以上だと50を超えて、平均点以下だと50を下まわります。
どんなテストでも偏差値20~80の間に約99.7%の人が入ると言われています。

日本最難関の東京大学医学部(理科Ⅲ類)に入るには偏差値80以上が必要とされていて、
その数字を得て入学できる可能性が出てくるのは、受験生全体の約0.3%と言われています。
数字で見るとその難しさが歴然とわかりますね…。(滝汗)

…話がそれましたが、この考え方を相場に取り入れたのがボリンジャーバンドです。

チャートを開き、ボリンジャーバンドを表示させようとすると、
σ±1(1シグマ)σ±2(2シグマ)σ±3(3シグマ)の線を選択できることに気づきます。

統計学上、
σ±1に値が存在する確率が63.8%、σ±2が95.5%、σ±3が97.7%です。

 

ボリンジャーバンドを使ったトレード方法

ボリンジャーバンドのσ±1の範囲外に値が存在するのは36.2%となり、あまり優位性の高い目安になるとは言いにくいレベルの確率です。

σ±2の範囲外に値が存在するのは4.6%、σ±3は2.3%となります。
かなり優位性が高くなりましたね。

つまりσ±2またはσ±3の線に値が触れるときに逆張りを意識します。
チャンスを減らしてでも精度あげるのであれば、σ±3のみ注目するのも良いのかもしれません。

値が上昇してきてσ±2を突き抜けてσ±3に触れたら買われすぎと考え、売りでエントリー。
値が下落してきてσ±2を突き抜けてσ±3に触れたら売られすぎと考え、買いでエントリー。
というように考えます。

 

ボリンジャーバンドのだまし

例えば上昇トレンドの時にボリンジャーバンドの逆張りを意識して入ろうとするとします。
トレンドが出ているときはσ±3の線もどんどん広がっていきます。
σ±3に値があたったから売りで入ったら、次の足になったときにσ±3の線がさらに広がって結局損切りとなるパターンがあります。

トレンドがあるときは気を付けたいところです。

 

まとめ

ボリンジャーバンドのだましに合わないようにするために意識しているコツがあります。

ボリンジャーバンドを表示させると同時に移動平均線も合わせて表示させますと、
トレンドがあるのかないのかがわかりやすくなります。
移動平均線はトレンド時はトレンドの方向に傾いて、レンジ時のように動きがないときは平行になります。
ボリンジャーバンドのだましがあるのはトレンドがある時なので、
移動平均線の傾きが無い(平行に近い)と感じるときに、ボリンジャーバンドを利用して逆張りすると、
比較的安全なトレードが出来ると思います。

そして逆張りはあくまでも逆張りですので、
損切りも利確も速やかに行うのも、コツと言えると思います。