今日はなかなかとっつきにくい感のある「ファンダメンタルズ分析」についてお話ししようと思います。

 

為替に影響を与える政策金利

毎月発表される経済指標には様々なものがあり、その中でも一番重要と言えるのは各国の政策金利発表です。ここがファンダメンタルズ分析の要と言っても過言ではないでしょう。

スワップポイントは各国の政策金利の差で決定しますし、その金利差が大きくなったり小さくなったりすることで為替相場のトレンドが変化することが多いです。

政策金利と為替相場の関係を簡単にお話ししますと、A国よりもB国の政策金利が高いと、B国の方が高金利通貨となって利息が多くつくので買われやすくなります。

ですが、高金利通貨が単純に高くなるわけではありません。

低金利通貨が金利を上げたり高金利通貨が金利を下げたりして、金利差が縮小する傾向にある場合はむしろ金利の低い通貨が買われやすくなります(これから先の金利上げの期待も込めて)

逆に金利差が広がっていく傾向のある時は、金利の高い通貨が買われやすくなります。

あまり深く考えていくと難しくなってしまいますので、

まずは、高金利通貨と金利が上昇している通貨が上昇しやすい、と考えていて良いのではないでしょうか。

 

景気も通貨に影響を及ぼす

景気の判断に使われるのが雇用や住宅系の指標です。基本的には、単純に雇用が良ければ、住宅が売れていれば、価格が上がっていれば、景気がよいという判断で大丈夫です。

また、その都度その都度の指標の数字だけではなく、悪化傾向、回復傾向など、数か月にわたった傾向を見ることもファンダメンタルズ分析です。これにより景気の判断がなされ、好景気な国の通貨、不景気な国の通貨、として、買われたり売られたり、という事が起きるのです。

株式取引でいうところの好業績の企業の株式が買われたことによる株価の上昇や、業績悪化の企業の株式が売られたことによる株価の下落と同じで、好景気の状態にある国の通貨は買われて上昇したり、不景気状態にある国の通貨は売られて下落したりといったことが起きるのです。

好景気の時は、購買が高まることによって物価が上昇→インフレとなり、その結果金利が上昇します(引き締め)。

金利が高いと住宅ローンを借りる人が少なくなりますし、企業もお金を借りて設備投資をしなくなります。預金をする人が増えます(お金を使わない方向に誘導される)。

不景気のときは、物が売れなくなるので物価が下がり→デフレとなり、その結果金利が下がります(緩和)。

金利が低いと住宅ローンや設備投資のためのお金が借りやすくなります。その結果、預金をする人が減ります(お金を使う方向に誘導される)。

このように、景気が偏った方向に行き過ぎないように、常に国の中央銀行によって調整をされているということを知っておきましょう。

 

まとめ

今日はファンダメンタルズ分析において政策金利がかなり重要な役目を果たしているということをお伝えいたしましたが、大事なのは政策金利の発表日だけではありません。

  • 先行指標とされるCPI(消費者物価指数)
  • 金利の傾向(上げ傾向か下げ傾向か)
  • 要人の発言(通貨をどのように誘導したいのかの思惑)

これらも合わせて見ていくようにいたしましょう。

 

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