損失を大きくしないためのロスカット(損切り)

どんなにトレードが上手いトレーダーでも、金融機関で外貨取引を行っているプロでも、すべてのトレードで利益を出すということは不可能です。

FXをやっていると損失を抱えることはよくあります。

この損失を抱えたときに、もしかしたら戻るかもしれない・・・と、根拠のない自信や希望を持ってしまうと、ロスカットが出来ず損失が拡大してしまいます。

相場が予想と反した動きをしたときは、素早く潔くロスカット注文を出すことが損失を抑えるための最重要事項と言えます。

 

FXは塩漬けにできない

塩漬けとは、株式取引やFXなど様々な投資において、エントリー後に予想と反した動きの方向へ進み、「どうしようどうしよう」と躊躇している間に損失が拡大していって、決済を躊躇ったまま、動けなくなってしまうことです。

株式取引であれば、損切りが遅れて塩漬けになってしまっても含み損を抱えるだけで済みますが、FXはずっと塩漬けにしておくことはできません。

損失を抱えた状態でロールオーバーをすると、そのたびに損益が再計算され損失が増え、証拠金が減り続けてしまいます。

(参照:ロールオーバー

その結果、一定の証拠金維持率が保てなくなると、多くのFX業者では強制ロスカットによる反対売買が実行されてしまいます。

強制ロスカットを避けるには、現金を口座に入金して証拠金維持率を上げなければなりません。強制ロスカットを避けるための証拠金を「追加証拠金」と呼びます。

追加証拠金を投入して証拠金維持率を上げたとしても、思惑とは反対の方向へレートが向かってしまったら、さらなる追加証拠金を投入する必要に迫られることになります。

追加証拠金を入れても入れても強制ロスカットが迫ってくるのは精神的にも追い込まれます。あのとき損切りしていればと何度も後悔することになります。

そうならないためにも、自分の考えとは逆に動いたときには、早々にそのポジションを持ち続けることを諦め、損切りすることが賢明です。

強制ロスカットが行われる証拠金維持率はFX業者によって異なりますので確認してみてください。

証拠金維持率の計算方法は「知らないと危険!FXの5つのリスク」の「為替変動リスク」に記載しています。

 

OCO注文、IFO注文であらかじめロスカット注文を

強制ロスカットを回避する方法としては、追加証拠金を投入するよりも、あらかじめ逆指値注文でロスカット注文を出し、損失額を限定させる方法が望ましいです。

また、相場が予想通りに動いて、大きな利が乗っているときにはロスカット注文を自分に有利な方向に動かし、指値注文、逆指値注文の両方を利益確定のできる状況にすることも可能です(トレーリングストップ)。

 

まとめ

多くの人は損失の確定を嫌がります。

でも、FXでトータルで負けていない人の多くは、あらかじめ損切りのポイントを決めていてそこにきたら潔く損切りをして不必要に損失を広げないようにしています。

損切りができない、損切りが苦痛という気持ちもわかりますが、損切りができなくて塩漬けのポジションができてしまったり、強制ロスカットを味わう苦痛を考えてみてください。損切りの大切さがわかるのではないでしょうか。

損切りがスパスパできる人も、初めからできたわけではなく、塩漬けや強制ロスカットを経験しているからこそできるようになったのかもしれません。

失敗は何にも勝る経験ですね。

FXを長く続けるために、損切りを上手に使っていきましょう。

 

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