FX(外国為替証拠金取引)には様々な注文方法があります。

今回はその中でも基本的な注文方法といえる「成行注文」「指値注文」「逆指値注文(ストップ注文)」についてご紹介したいと思います。

 

1. 成行注文

成行注文は価格を決めずに、その時点のレートで売買を行う注文方法です。

成行注文のメリットは価格を決めないので迅速に注文ができることと、その時点のレートで注文ができることです。今すぐに買いたい、今すぐに売りたいというときに適した注文方法です。

デメリットは約定後に取引したレートが判明することです。注文時から取引が成立するわすがなタイムラグの間に為替レートが変動した場合、注文時のレートと取引成立時のレートにズレが生じるため、必ず取引成立後に取引レートを確認する必要があります。

このレートのズレのことを「スリッページ」と呼びます。

FX業者の中にはこのスリッページの値幅を指定して、その値幅以上開いて取引が行われた場合、その取引を成立させないようにできる会社もあります。

 

2. 指値注文

指値注文は取引したい価格を指定する注文方法です。指定した価格レートにならないと注文は実行されません。

指値注文の基本は良い条件で取引することを目的にするため、買うときは現在値よりも安い価格で、売るときは現在値よりも高い価格で注文します。

1米ドル=100円のときに、101円になったら売り注文を入れること、99円になったら買い注文を入れることを指値注文と呼びます。

またポジションを持っているときに、利益を確定したい値段で利益確定の注文を入れることも指値注文と呼びます。

1米ドル=100円の買いポジションを持っているときに101円に利益確定の売り注文をするとき、100円の売りポジションを持っているときに99円に利益確定の買い注文をいれるのが、決済時の指値注文になります。

指値注文のメリットは自分の「買いたい価格」「売りたい価格」で取引ができることです。

 

3. 逆指値注文

逆指値注文は文字通り、指値注文の逆の注文方法です。

指値注文は「高くなったら売る」「安くなったら買う」という注文でしたが、逆指値注文は「高くなったら買う」「安くなったら売る」注文です。

レートが上昇しているときや下落しているときに、さらにもっと値段が動くのではないのかというときに適している注文です。

1米ドル=100円のときに、101円になったら買い注文を入れること、99円になったら売り注文を入れることを逆指値注文と呼びます。

また、ポジションを持っているときにストップ注文を入れることも逆指値注文と呼びます。損切りの注文を入れることです。

1米ドル=100円の買いポジションを持っているときに損切りのため99円に売り注文を入れるとき、100円の売りポジションを持っているときに損切りのため101円に買い注文をいれるのが、決済時の逆指値注文となります。

 

指値注文、逆指値注文のまとめ

  • 指値注文:高くなったら「売り」、安くなったら「買い」
  • 逆指値注文:高くなったら「買い」、安くなったら「売り」
  • ポジションを持っているとき…利益確定は「指値」、損切りは「逆指値」

となります。

レートを見ることができないときや、日をまたいでポジションを持ち続けるときは、「指値注文」と「逆指値注文」を使い分けなければなりません。

FXをはじめたての頃は、「指値注文」「逆指値注文」を使い分けることが難しく感じるかもしれませんが、実際にトレードをしながら少しづつ慣れていきましょう。

 

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