リスクをともなわない投資など存在しません。

書店に並ぶ本やネットの情報から「FXは儲かる」という言葉に魅力を感じている人、恐怖を感じている人、様々だと思いますが、どちらにしても、投資にはリスクが潜んでいることを知っておく必要があります。

 

為替変動リスク

FX(外国為替証拠金取引)は元本が保証された取引ではなく、為替の変動によって利益を取っていくものです。そのため、立ち回りを間違えたら大きな損失を被る可能性もあります。

レバレッジ取引を行えば利益は大きくなりますが、その分損失も大きくなります。

FXの業者の多くはセーフティネットとして、一定の証拠金維持率を下回るとマージンコールといわれる注意喚起の通知を送ってきます。そのまま追加の資金を投入することもなく、相場が損の拡大に繋がる方向に動き続けていくと、証拠金維持率がさらに低下し、強制的な損切り(ロスカット)が行われます。

証拠金維持率=時価評価総額÷必要証拠金×100で計算されています。

あなたが、証拠金維持率が100%を割り込んだ時に強制ロスカットになる業者を利用しているとします。

この口座に10万円入金。

1米ドル=100円のときに1万米ドルをレバレッジ25倍で取引をしたとき、

必要証拠金は、100万円÷25=4万円となります。

証拠金維持率は、10万円÷4万円×100=200%となります。

1米ドルが100円から94円に下落した場合、6万円の損となり、

(10万円-6万円)÷4万円=100%となり、

1米ドルが94円を下回ったらロスカットされるということになります。

 

流動性リスク

流動性リスクとは、取引したいときに取引できなくなるリスクのことをいいます。

流動性の高い通貨(ドル、ユーロ、円など)は取引量が活発で容易に売買が成立します。

逆に流動性の低い通貨、聞き慣れない通貨は市場参加者が少ないため、思い通りの価格で取引できなくなる可能性もあります。

またメジャー通貨であっても経済危機や戦争が起きたときなど、注文が殺到して思い通りの取引ができなくなる可能性もあります。

 

金利変動リスク

取引する2通貨間にその国の金利の差があった場合、その金利差の差額の受け取り支払いが発生します。これをスワップポイントと呼びます。

金利の高い通貨で金利の低い通貨を買ったとき、金利の差額を毎日支払うというリスクがあります。

各国の金利の変動によってスワップポイントも変動するので各国の政策金利の発表には注目が集まります。

 

システムリスク

FXはインターネットを利用してパソコン、スマートフォなどから売買注文を出します。

インターネットの回線トラブル、電波障害などネット環境の不具合から取引できなくなってしまうリスクがあります。

その間に利益を逃したり、損失を大きくしてしまうリスクもあります。

 

FX業者の信用リスク

1998年に外為法が改正され、個人や企業が外為取引ができるようになりました。

しかし、法がしっかり整っていなかったことから、FX業者が倒産したときに、預けている資金が戻ってこなくなる事件が発生しました。

2010年2月1日より顧客の資産を第三者の信託銀行に保管することが義務化され、信用リスクは大きく低減しました(今は全額信託保全の業者がほとんどです)。

 

まとめ

以上、FXの5つのリスクについて延べました。

FXをはじめるにあたって、以上のようなリスクがあることをを知っておかなければなりません。

知っておくことは最大の防御になりますからね。

 

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