今日は酒田五法についてお話してみようと思います。

酒田五法とは

江戸時代の相場師、本間宗久が用いていたテクニカルが「酒田五法」です。

本間宗久(ほんま そうきゅう、1724年~1803年)は、江戸時代の米商人で、莫大な財産を築いたとされています。彼が山形県酒田市の出身だったことから酒田五法、というネーミングになったようです。

  • 三山(さんざん)
  • 三川(さんせん)
  • 三空(さんくう)
  • 三兵(さんぺい)
  • 三法(さんぽう)

と呼ばれる5つの型があるため五法と呼ばれています。

 

三山(さんざん)

三山は相場が上昇しているときに現れる型で、文字通り3つの山ができるパターンです。トリプルトップとも呼ばれます。

3つ山ができるということは3度高値にチャレンジしたけれど高値を更新できなかったということ。上昇の限界に達したと考えられ、下落する可能性が高いといわれます。

それぞれの山の安値を結んだラインを割り込むと売りサインとされています。3つの山のうち真ん中の山が高いかたちは「三尊天井」「ヘッド・アンド・ショルダーズ・トップと呼ばれます。

 

逆三山

三山とは反対のかたちになるものが逆三山です。
3つの谷ができるのでトリプルボトムとも呼ばれます。
谷の高値を結んだラインを抜けると買いサインとされています。

 

三川

三川は3本のローソク足から相場の動向を探ります。

大きな陽線と陰線、または大きな陰線と陽線の間に実態部分が狭い陰線、陽線、十の形の線(十字線)が現れるパターンです。3本目に現れる大きな陽線または陰線についていく流れになります。

 

三空

三空は、上昇・下降相場で窓(空)が3回続けて現れるパターンです。

  • 3回窓を空けて勢いよく下降しているパターンを「三空叩き込み」
  • 3回窓を空けて勢いよく上昇しているパターンを「三空踏み上げ」

と呼びます。

三空叩き込みは買いのサイン、三空踏み上げは売りのサインとされています。

 

三兵

3本の陽線が階段のように連続するパターンを「赤三兵」、
逆に3本陰線が連続するパターンを「黒三兵」と呼びます。

連続した流れに乗っていくシンプルなパターンです。

線と線の間に窓が連続して現れるのが先程お話しした三空です。

 

三法

三法はこれまでのパターンとは違って取引はしないパターンです。

大きな陽線または大きな陰線が現れた後に、その線の値幅内で三本線が現れるときは売買サインではなく「休む」サインです。

相場を見続けていると、買うのか売るのかばかり考えてしまってポジションをどうしても持ちたくなってしまうときが来ます。ポジポジ病と呼ばれていたりもしますね。

相場を見ているときは「買う」「売る」ともう一つ「トレードしない」という選択肢があります。売り買いだけではなく休むという三つの選択を常に考えてみてください。

 

まとめ

酒田五法は今のようにチャートシステムが整う前のテクニカル分析です。

ということは、手書きで値を記していく上で見つけた形なわけですね。

とすると、足の完成を待つ必要が生じますので、今のようにチャートが常に動いている状態で見極めようとすると、焦りの感情も手伝って何が何だかわからなくなってしまうかもしれません。

綺麗に上に上げたようなかたちが現れることもありますが、そうならないときはもちろんあります。

普段テクニカルを使う時の考え方と同じく、あくまでも可能性が高い、くらいのスタンスで使う事を念頭においてトレードする事が一番大切です。

 

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