スワップポイントとは?

FXというと、売ったり買ったりを繰り返して為替差益で利益を上げる取り引きが真っ先に思い浮かぶと思いますが、もうひとつ、特徴的な取引方法があります。

それは、2017年2月現在、ほとんど金利の付かない日本円ではなく、高金利通貨を金利目的で保有し続けるスワップポイント狙いの取引です。スワップポイントを意識した取引には、先週の記事に書いた「ロールオーバー」という制度がないとならないわけですね。

では、スワップとは金利なの?というイメージを持つ方も少なくないと思います。

ここは大事なポイントですのでしっかり把握しておきましょうね。

スワップポイントとは、金利そのもののことではありません。

スワップ=交換

2国間の金利差のことを指しています。

例えば、対日本円で考えると、

  • 豪ドル(1.5%):日本円(0.1%)
  • NZドル(1.75%):日本円(0.1%)
  • 南アフリカランド(7.0%):日本円(0.1%)
  • トルコリラ(8.0%)日本円:(0.1%)

(2017年2月現在)

この2国間の金利差を1日単位で受け取ることができるわけですね。

上記の例は、低金利通貨で高金利通貨を買った場合ですので、もし、高金利通貨で低金利通貨を買った場合は、スワップポイントは受け取りではなく、支払うべきもの(マイナススワップ)になってしまいますので注意が必要です。

 

豪ドル買ったときのスワップポイント

日本円を売って豪ドルを買った場合(ロング)はスワップポイントが受け取れますが、豪ドルを売って日本円を買った場合(ショート)の場合は、スワップポイントの支払いが生じます。

FXは「売り」からも取引できる

2017年現在の金利では、日本円で豪ドルを1万通貨買って、ロールオーバーをし続ければ、1日あたり約40円のスワップポイントが受け取れます(FX業者によって異なる)。

豪ドルは、今でこそ高金利というにはちょっと抵抗がありますが、かつて政策金利7.25%という時期がありました。

基本的にインフレに傾きやすい性質を持っていますので、また金利を上げる方向に進み始めたら、ぜひスワップ狙いの目線を復活させていきたい通貨です。

ちなみにトルコリラ1万通貨で換算すると

  • 1日あたり80円、
  • 1ヶ月間保有をすると2,400円
  • 1年間保有すると28,800円

こうやって見ると、夢が膨らみますね。

 

安易なスワップポイント狙いの取り引きには注意

スワップポイントを得ることで、利益を増やそうとする人はスワップ派と呼ばれることもあり、少なくありません。

ですが、安易にスワップポイントだけを狙う取り引きにこだわるのは危険です。

スワップポイントによる損益より、為替変動による損益の方が基本的に大きくなりやすいからですね。

また、為替変動による取り引きからスタートしたのに、損が出た挙げ句、損切りできずに「スワップ派だから持ち続ける」という人もいますが、大きなリスクを伴っていることはしっかり意識しましょうね。

為替変動も厭わずに損が出た状態のポジションを持ち続けるのには、多くの証拠金が必要になります。

 

スワップ狙いなら歴史的な安値圏が無難

スワップ狙いのポジションを仕込むポイントは、歴史的に安値圏にいるときが無難です。

それ以外のときに仕込もうとするならば、損切りポイントを決めておくか、歴史的安値まで下がったときに自分の資金が持ちこたえるかの計算をしておくか、慎重さが必要になることを覚えておいてくださいね。

 

 

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